誤った歯科医院選びをして損をするのはあなたです

食いしばり、頭痛(2日に1回は薬の服用)、頸椎ヘルニアによる首の痛みと肩こりが主訴でご来院されたA子さんは当院のマウスピースを装着し、施術を2~3週間に1度受けられて約2ヶ月で主訴は全て改善、食いしばりによる顎のずれも整いました。

 

しかし、その後、左上奥歯2本が痛くなり、2~3日は物が上手く噛めなかったので歯科医院を受診することに。

当院に初回に来られた頃に左上奥歯の1本にジルコニアクラウン(被せ物)を入れる治療をされていて、今回も同じ歯科医院を受診されたとのことでした。

 

 

この状況で一般的な治療をしている歯科医院の場合、歯科医師の考え方や技術によって対応は以下のように2つに分かれます。

  1. 噛み合わせの位置がずれているので、元々の噛み合わせ位置(中心咬合位)でかみなさいと言います。(場合によっては怒り出したりする歯科医師も)
  2. 楽な噛み合わせ位置(中心位)がそこならば、痛みのある歯の強く当っている部分を削りましょうと言います。(咬合調整治療)

 

A子さんが受診した歯科医院の担当医は1の対応をされ、当院の施術で噛み合わせが悪くなったせいで歯の痛みが出たと伝えたそうです。

 

A子さんもその歯科医師の見解に納得をしたようで、マウスピースの使用と当院への通院を中止することを選択、せっかく整った顎の位置を元のずれた位置に戻すことを選びました。(A子さん自身がずれた顎の位置に戻す選択をしたという自覚があるのかはわかりませんが)

 

 

残念ですが、せっかく改善した顎のずれや主訴は再発し、さらには悪化の一途を辿ってしまうでしょう。

 

 

状況を整理してみると、そもそもA子さんが左上奥歯の神経を取り、高強度のジルコニアクラウンを入れる被せ物をしなければならなくなった原因は、昔歯列矯正を受けてはいるが噛み合わせが悪く、食いしばりによる歯の破壊がおきたからで、その後も食いしばりは強いままなので、頭痛や首の痛みも酷くなった。

 

当院に来られて施術とマウスピースの装着を開始したことで症状も改善し、顎の位置も正しい位置に整ったが、ずれていた顎の位置が正しい顎の位置に整えば、結果として上下の歯の当たり具合(噛み合わせ)は変化するので、A子さんの場合もずれていた顎の位置が整ったことによって歯の当たり具合が変わったことで、一時的に痛みを感じたようです。

 

 

私が主張したいのは、現在悪くなった歯をそこだけ治療する行為のみが施されいて、その歯が悪くなった原因は何かを診査診断する行為がされないし、正しい顎の位置や正しい噛み合わせを咬合理論に照らし合わせて判断できる歯科医師は少なく、できるとしても一般的な歯科治療をしている範囲では現実問題できません。

ですから、ほとんどの歯科医師はA子さんのような状況で来院した場合の対応は1を選択します。

 

そのような歯科医院での治療を続けるのか、誤った歯科医院選びをして損をするのはあなたです。

 

歯科医院選びのアドバイスもできますのでお気軽にご来院ください。